
黒塗りカホン
W300 D300 H500 響き線内蔵 (このタイプは現在製作しておりません)
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ある夏の日、いつもの音楽仲間と幼稚園でコンサートをする機会がありました。園児たちと保護者が集う夏祭りでした。弾き語りの伴奏でカホンを叩き、いろいろな手作り楽器で効果 音を演奏したり、園児たちに楽器をわたしてみんなで音を出したり。蒸し暑い日でしたが、教室がみんなの音で楽園に変わっていました。
そしてその日、その幼稚園の先生がカホンをひとつ注文してくれました。それがまた真っ黒に塗ってほしいというのです。天然系塗料を売りにしているうちとしては、黒といえばベンガラか墨汁、カラーワックスという手もアリですが、前から墨汁を使ってみたかったので、墨汁でよければ塗装代サービスしますと、なかば強引に墨汁を使わせていただくことになりました。え?墨汁?と思われるかもしれませんが、墨汁は昔から木部の防腐防虫保護塗料として使われてきたものです。お習字だけでなく。また、定着剤やにかわが含まれているので、重ね塗りして磨けば、独特のつやも出てきます。使った感想としては、これは使えると思いました。もっと使い込んで自分のものにしたいと思いました。黒い色って求められることが多いですが、黒いものを作るのは難しいです。よし次はVで、と考えています。
で、どうして黒塗りがいいかというと、先生の息子さんがバンドでドラムをされていて、息子さんが黒好き、というので黒なんですが、息子さんもカホンが欲しかったそうなんですが、先生もこれを機会に練習したかったそうで、息子と取り合いしながら、教えてもらいながら、叩けるようになったらみんなに御披露しますと、楽しそうにほかの先生に話してらっしゃいました。
