
KAKISHI-V-wide
W325 D300 H500 響き線内蔵
ボディー[オーク/柿渋塗装] トップ[スプルース/ソフト]
ボサノバのギター弾き語りをされるURIBOSSAさんと知り合う機会があって、ボサノバにあうカホンを考えてみました。フィンガーピッキングによるガットギターの音色とささやくようなボーカルを邪魔せず、ピアニッシモでしゃらっと鳴りつつ、残響短かめでしっかりサンバのリズムを刻めるカホン。その仕様とは、まずトップはスプルースのソフトをチョイス。立ち上がりがやわらかく、ソフトタッチに向いています。アタック音が弱いため、アクセントにコーナーのクリアランスをとり、リムのカッという音を強調。響き線は8弦でスネアサウンドは細かく、2弦ずつ調整できるようにしました。それでいて低音は太くこもった音を出すため、ボディーはオークで25ミリのサイズアップとしました。
強く叩かないといい音が出ないのはまだまだ楽器としてのレベルが低い、と作り初めた頃言われたことがありました。
弱く叩くと板を叩くような音しか出ないのは、カホンという楽器の構造上しかたない、とその頃は思ってましたが、板の振動を注意して見れば、答えは出るもんです。
URIBOSSAさんは日本のポップスをボサノバアレンジして歌われることで有名で、通 称「和BOSSA」と言われることから、塗装を柿渋で仕上げました。木目の強いオークにはこの柿渋がほんとによく似合い、これは定番化する可能性大です。
