あなたと、あなたをとりまく環境を
肖像画を描くように、一つの家具で 描き出す作業
それが、僕が考える オーダーメイド家具の製作です
製作者:湯浅則夫
こだわりのオーダーメイド家具をデザインから
あなたと、あなたをとりまく環境を
肖像画を描くように、一つの家具で 描き出す作業
それが、僕が考える オーダーメイド家具の製作です
製作者:湯浅則夫
2012 年 1 月 31 日 by SIGN

3日に開催予定の、この葛城市の保育士の先生を対象とした研修用の材料を準備している。
以前木工教室をさせていただいた保育所の先生から依頼があってすることになった研修で、先生35人に対し、あの木片を使ったフリーハンドの造形と積み木パズルを作るワークショップのどちらもやって欲しいということだった。
35人って、今までで一番多い。
用意する材料もかなりの量を用意しなければならず、これだけでひと仕事だなあ。
昨日大学での授業で余った材料を、学生たちに訳を話して寄付してもらった。それで随分助かったけど。
積み木パズルのキットを作っていると、800個を超える立方体の面取りでトリマーが悲鳴を上げ始めモーターが焼け付きそう、最後までもつかどうかわからない。
単純作業中ちょっとでも楽しいこと考えようと、5MT4WDのことに思いめぐらしていた。
-電気屋さんがサンバーがいいって言ってたな。
-確かによく走ってくれた。開業前からだから7年乗ってたっけ。
-そう言えば最終型2月末で生産終了だった。惜しいなスバル。
-スーパーチャージャーか。やばいね。
-また乗りたいなあ、サンバー。
-いくらすんのかな最終型。新車で?まさかね。
-いやあ。うーん、なんだか焦げ臭い、うわっモーターが!
2012 年 1 月 30 日 by SIGN
ああ、終わった。
半年間の大学での授業が今日最終日だった。
全員がちゃんと塗装まで完成できた。
そして、予定していた合評も時間内にすることができた。もちろん十分な時間はないので深く掘り下げるような話にはならなかったが、人に自分の作品を見せ、読み取ってもらうというSIGNのスタイルではあった。
黙って座って先生の話を聞くだけではなくて、感想やヤジが自然に出てきてそれを丁寧に拾っていくことで、授業中勝手にしゃべった奴の方が得をするような、みんなが感心するほど出来のいい作品よりも、いじられ放題の人気者の方が得をするような、緊張感のない合評がしたかった。
もっと時間があればとは思うけど、芸術系の大学ではないのでそんな体験だけでも。
最後とはいえ、こんな授業を許してくださった担当の先生に感謝。
過去2年の技術指導の授業から、僕の希望で少し方向性を変えてしまったから、非常勤という立場上次年度はどうなるかわからないな。
あぶないあぶない、講師の仕事は無くしたくないから、次年度はやれと言われたことをちゃんとやろう。

今日は木工を教えに行っている大学の補習授業をSIGNで行った。
課題は今年度から自分でデザインしたスツールを作らせることにしたのだが、予想以上に時間がかかる学生がいて、20人のクラスの半分の10人に補習を受けさせることになってしまった。
この結果はやっぱりペース配分のミスだと思う。だけどこうして補習を受けに学校を離れて朝から夕方まで参加しようという気になってくれたのは、僕としてはちょっと嬉しい。
やっつけ仕事や未完成で提出しようというよりやる気が感じられる。
それにしても普段独りで作業をしていても手狭に感じるSIGNの工場で、写真茶話会でも広さの関係で定員7名としているのに、10人が同時にスツールを作るってのはもうアクロバットだった。
大学の担当の先生が手伝いに来てくださったのでなんとか任せるところは任せて、また少しずつ進み具合がずれていたのでそれを利用して道具を回したり。あ、そうだ、待ち時間にモコが学生の相手をしてくれたり。
学校での授業時間よりずっと長かったのにあっという間に終わってしまった。
できあがったものを並べると、共通する縛りとしての材料の制限はあれど、どれとして同じものがなく、この授業を計画した時に想像していた景色がそこにあった。
でもまだ終わりじゃない。
残す授業はあと一回。みんなで仕上げ塗装をして合評をするつもり。この合評も計画の中で描いていた最終目標なのだ。
過去2年、今までこの授業では最終日までいっぱいいっぱい製作にかかってしまい、合評がなかった。と言ってもみんなで同じものを作っていたのでする必要もなかったのだが。
今回はそれがあってこそ、これが授業であって木工教室ではなく、僕がかかわる意味が彼等に伝わるのだと思う。
2012 年 1 月 21 日 by SIGN
いろいろ問題のあったサーバーからやっと移転ができました。
見た目はほぼ変わっていませんが、システムとしてはかなりバージョンアップしました。
ドメインも無事移管完了。
メールもこれでちゃんと届くはずです。
昨年末からメールを送ったのに返事がないと心配されていた方々へ、申し訳ありませんでした。よろしければもう一度送ってください。
僕自身このホームページは気に入っていて、不具合が生じてあらためてこれらの記録は財産であったと感じました。
ほかの家具屋さんのブログではあり得ない、迷いや苦悩を書き綴った製作日誌でいったい商売のためのサイトなのかさえ判然としないものではありますが、僕としては木工家としてその後どのように生きたのかを伝えるためのSIGNなのです。
仕事は仕事としてちゃんとやってます。しかしサイト運営はそれを題材とした表現、伝達手段だと思っています。
いつも覗きに来てくださっている方々、これからも気長におつきあいをお願いします。
この物語の結末はハッピーエンドにするつもりですから。
SIGN 湯浅則夫

新年最初の仕事、階段シェルフを納品してきた。
SIGNのご近所からの注文で、熱帯魚屋さんの倉庫のロフトへ上がる階段も兼ねた家具。
しかし設置してから少し気になるところがあって、一部作り直させていただくことにした。
今年はいったいどんな年になるのだろうか。
5月あたりに初めての個展を大阪ですることになりそうだし、また講師の話も年度末に向けて大詰めだ。
某大学に送った経歴書、書類審査の結果はまだ来ない。専門学校からの返事もまだ。
昨日また奴から電話があり、面接までいったら必ず自分達の名前を使って売り込めと念を押されてしまった。
「これで落ちて一年待つなんて無駄だ」
わかってるよ、ありがとう。
しかし人に判断を任せなければならない苛立ちを早く終わらせたいと、俺だっていつも思っているんだ。
2012 年 1 月 2 日 by SIGN
SIGNの新春写真茶話会29を開催します。
1月はとばそうかと思いましたが、新春と言いたいばっかりに開催することにしました。
1月28日(土)
11:00〜12:00 カメラ茶話会(無料)
13:00〜17:00 表現講座(参加費2,000円、定員7名)
午前はカメラ茶話会となっていますが、表現講座の希望者が多い時は午前にも振り分けたいと思います。
カメラ茶話会は、カメラ自慢、腕自慢、裏技自慢など意外と技術が身につくかも。
作品そっちのけでカメラの話で盛り上がりましょう。
初心者の方にも、カメラに関する疑問質問相談に答えます。
写真茶話会ってなに?という方は「教室のご案内」をごらんください。
お問い合わせ、参加予約はメールにてお願いします。sign@norioyuasa.comまで。
※その際、午前(カメラ茶話会)か午後(表現講座)どちらを希望されるか明記してください。どちらとも受講することもできます。
2011 年 12 月 28 日 by SIGN
昨日Saltさんが出来上がったばかりのCDを持ってきてくださった。
またいい曲ばっかり、きっと湯浅君はどの曲が好き?とか聞かれるんだろうけど17曲どれもすてきで。
Uribossaさんのデザインしたジャケットもかなりいい感じ。
僕の撮った写真をふんだんに使ってくださって嬉しいし、なんと僕(をイメージしたシルエットと勝手に解釈)も小さく二人と並んで見える。閉じても開いても。
なんだか、いい感じ。
詳しくはこちらで、購入もできます。mottosrecoads
2011 年 12 月 26 日 by SIGN

図面を二つ仕上げた。新作のテーブルと階段シェルフ。
何ヶ月もかかってデザインするテーブルもあれば、注文が入ってすぐ製作のものもある。
階段シェルフはSIGNのご近所の方からの注文だった。
熱帯魚屋さんを趣味で営むその方の倉庫に、ロフトへ上がるための階段を兼ねた収納家具。
年末になってちょっと忙しくなってきた。
今日は午前中に以前からうちで木工教室をしたいと言っていた女性が来られ、いよいよスタートすることになった。
今日は図面を書いてもらった。
図面ばかりが重なったここ数日。今何かを計画し準備をする時期なのかもしれない。
とすれば、どれかを製作し始めるといろいろ動き出すということかもしれない。
そんな期待を込めたジンクスのような発想がこの世界に通用するのなら。
今日久しぶりに履歴書を書き、証明写真を撮った。簡単な企画書も書いた。
こんなことするの何年ぶりだろう。あれは予想外の展開だったけど、やっぱりやろうと思ったことはやることにした。
すべて来年へ向けての何がしかの投げかけ。
気が付けば今年はあがいた挙げ句、いろんなところに投げていた。
問いかけ。答えを待つ。
久しぶりに見た自分の顔はちょっとくたびれていて、これが今年の顔だなと思った。
静かに年が越せそうだ。
2011 年 12 月 20 日 by SIGN
今自分の身に何が起こっているのか、混乱してわからなくなっている。
今日、昼飯にいつものインスタントラーメンにキムチと冷やご飯をぶち込んでかき込んでいる時に、最近茶話会に参加してくれているカリーナから電話がかかってきた。
その時彼女は写真館に撮影に来ていて、そこの方と僕の話になったらしく、その方が僕に興味を持たれたとかで電話を代わっていいかと言う。
僕はてっきり茶話会に興味を持たれたのかと思い、いきなりのことに戸惑いながらもどうぞと代わってもらった。
その女性はカリーナに話を聞いてこのホームページを見たそうだ。挨拶からいくつか言葉を交わした後、写真から木工へ、その意外な転向について質問された。
それについて答えた後その女性は、僕の経歴から大阪芸大写真学科卒というところを見て、知り合いに大阪芸大の先生がいるのだと言われた。
どなたとお知り合いなんですかと聞くと、今は退職された南村先生だと言うのだ。
僕の恩師だった。
驚いてそのことを打ち明けると、向こうも驚かれていた。現在も頻繁に会い親しくしておられるという。
僕はと言えば、学生時代から卒業後もずっとお世話になりながら、紹介をしていただいた写真教育へのきっかけとなる専門学校の仕事も辞めてしまい、申し訳なくて連絡を取れなくなっていた。
予想だにしないタイミングであり、先生の名前を聞くだけで、ぐっと胸が締め付けられるようだった。
「彼等が私の作品です」という先生の言葉を、その後僕は教員としての信条としていた。
またその女性は木工家にも親しい知り合いがいて、木津の方で…と言うので「米田さんですか?」と聞くとびっくりされた。まさにそのとおりだったのだ。
The Workman’s Handsの米田さんとは家族ぐるみの古いお付き合いなんだそうだ。
僕が奈良に来て知り合った木工家の大先輩で、ハーレーが好きというので意気投合し、度々一緒にツーリングに行ったり、お仕事を手伝わせていただいたりした、憧れの人だった。
その女性のご主人が撮影されたという米田さんのポートレート写真を僕は見せてもらったことがあった。その時こんなことになるとは思いもせず。
そして米田さんともここ数年連絡を取っていなかった。
二人とも、分野は違えど僕が大好きな大先輩たちで、お世話になっていながら良い報告ができない自分を情けなく思って連絡していなかった人で、その二人をよく知っている知らない女性と初対面のくせにいきなり僕に紹介したカリーナは何も知らなかった。
これが写真と木工の融合の予告なのだろうか。この年の瀬に。