カホンとは、南米のペルーで生まれた民族楽器です。
最初は木箱の底を叩いていたものが、楽器として改良され、フラメンコなどの民族音楽をはじめ、叩き方によってどんな音楽にも合うことから、今ではいろんなジャンルの音楽で使用されるようになりました。
SIGNでは、プロ用のカホンから、家庭用のスツールとしても使えるものや、お子さま用の音楽玩具としてのカホンを製作しています。
SIGNカホンは、ボディーに無垢の木のはぎ板を使用し、天然のオイルとワックスで塗装してあります。
合板と比較して、無垢板の欠点である反りや割れを解消するため、充分に乾燥した材を使用し、4枚以上ではぎ合わせます。その際使用する接着剤にもこだわっています。それは合板に比べ、無垢板は音のヌケがよく、箱自体がよく鳴り響きがよいと考えるからです。
塗装にラッカーやウレタン、ニスなどを使用せず、浸透性のオイルとワックスで仕上げるのは、表面 に塗膜を作らないことで、堅くキレのある音になるからです。特に高音の響きに差が出るように思われます。
また、塗装の割れやはがれがなく、手触りがよく使い込む程に汚れが味に変わっていく塗装です。木が呼吸できるので、自然に変色していき、長年愛用していただく楽しみにもなります。さらに人体に有害なガスを発散することもありません。
SIGNカホンは、オーダーメイド、セミオーダーで製作します。
カホンは楽器ですから、もちろん音質には好みがあるはずです。そして叩き方は演奏者により千差万別 。どのカホンがもっともよいカホンであるとは言い難いものです。 しかしそんな自分にとって最高のカホンに出会えた人は幸運です。音質はもちろん、質感や仕上げや細かなディテールまで追求しはじめると、その確率はかなり低くなるでしょう。
SIGNでは、SIGNカホンの方向性を気に入ってくださった方のために、基本サイズで材質を選択できるセミオーダー「SIGNカホンV」と、オーダーメイド ・カホンを製作しています。
SIGNカホン-V在庫情報
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