カホンの音をどう取るか
2007 年 1 月 16 日 by SIGN
こないだの日曜、とある幼稚園で、音楽仲間のsaltさんとURIBOSSAさんと一緒にニューイヤーコンサートというのをやってきました。
園児やその父兄に音楽を届けるというイベントでしたが、やった内容はボサノバやフレーボといったブラジル音楽にアレンジされた童謡やアニメソング、CMソング、歌謡曲、オリジナルもありという盛り沢山で楽しいライブでした。
そのときPAで入ってくれたANANさんが、カホンの音をいい音で取ってくれて、あとで録音を聞いて感激しました。
カホンの音って結構取るのが難しく、実際叩いてる本人に聞こえる音とはかけ離れたものになることが多く、作る者からすればがっかりさせられることがしばしばあります。
そう考えると、サンプル音源をのせているサイトなんかはうまく取ってるなあと思います。後でいじってるのかもしれませんが、素材がちゃんとしてないといじりようもないですから。
逆にいうと、生音以外、マイクを通す場合なら音の取り方次第で、めちゃくちゃ鳴るカホンに聞こえてしまうかもしれません。
もちろん、めちゃくちゃ鳴るカホンならさらにそのポテンシャルを発揮できるはずです。
先日、このブログにマイクの配置と内蔵させる加工についての問い合わせがあったので、今僕が一番最良いと思う配置を紹介しますと、
まず、低音はサウンドホール後方から低いスタンドでねらい、調整で高音をカットします。
この時マイクは中に入れてはダメです。
そして、スネアサウンドは前方、打面斜め上からねらいます。
マイクは2本要りますが、これだけで結構ライブならいけますよ。
もし、もっといい方法を御存じの方がいらっしゃったら、教えてくださーい。