TRUCKがソロモンのなんとかに出てた
2009 年 2 月 23 日 by SIGN
ここは山の麓で、携帯の電波もテレビの電波も弱くて、携帯に電話がかかってきた時には、電波を探してうろうろするし、映りにくいチャンネルは自然に見ないようになる。
それがふと、そういう理由でいつもなら絶対に見ないテレビ大阪の、チャンネルのボタンを押したのだ。するとそこには大阪で有名な、今では全国でも有名になったTRUCK FURNITUREの黄瀬さんが映っていた。
テレビ東京の番組でソロモンのなんとかという番組で、最近のTRUCKの様子なんかを取材していた。
僕も関西で仕事している関係上、よく話は耳にしていたし、実際ギャラリーを訪ねたこともあったし、僕の兄弟子のマコっちゃんは確か知り合いだったような。
しかし、同業者と言えど、やってることも求めていることも違うので、特に関心を持たなかったのだが、こうして見ると、黄瀬さんって面白い人だと思った。そして彼の家具も、その展開の仕方がとても面白い。テレビにプロフィールが紹介されると、僕よりひとつ年上だった。もちろん、キャリアではずっと先輩だが。
でもどうだろう、もしかするとすごいヒントがこの番組に込められていたのかもしれない。
芸能人に売れているとか、でっかい工場社屋ができるとか、そんなことではなくて、家具を作ることにおいて、彼はとても大事なことを大切にしていた。
僕がやっている、一点ものにしか込められない想いもあるが、自分が描いた作品をプロダクト化することによって、より伝わりやすくなるメッセージもある。そういうことを読み取らなければならなかったと思う。
僕にはそこまで仕事を拡大する気は全然ないけれど、今の仕事における悩みに対するひとつの答えでもあるような気がする。これから一生家具屋を続ける中で、いつかオーダーメイドをやめる日が来るのかな、いつか黄瀬さんと話すこともあるのだろうか。
ヒロさんすみません。URLの書き込みが多かったせいか、スパムとしてはじかれてしまいました。
廃墟の写真、なかなかいい写真でした。あんなサイトあるんですね。