ギターが好きになってきた
2009 年 7 月 16 日 by SIGN
昨日から作り始めたウォールナットの丸テーブルの天板を午前中途中まではぎ合わせ、待ち合わせの時間が迫ってきたので急いで工場を出た。
もうすぐ次のCDをリリースされる、Salt&UribossaのSaltさんとの約束だった。Saltさんとはいろいろなシーンでのおつきあいがあるが、今日はとにかくギターに関することだけに話題はしぼられていた。
僕が以前このブログで、ギター制作の丸山利仁さんとの出会いから、ギター制作に興味がわき始め、その好奇心に必死でブレーキをかけていることを書いた。それをSaltさんにも話をしたことがあって、その時に僕に対して色々助言をいただいた。またミュージシャンであるSaltさんは、その丸山さんにも興味を持たれ(情報としては以前から知っておられた)、今度一緒に工房へ連れていって欲しいと言われていたのだ。
待ち合わせのファミレスからずっとギターの話しかしなかった。Saltさんとはこんな時間の過ごし方は初めてだった。最近手に入れたギターの話、最近のライブ、CD録音での演奏の話、ギターの材質と構造の話。丸山さんの工房へお邪魔してからももちろん、ギターの話と丸山さんのギターの試奏と感想。丸山さんもこんなに熱心な来客を前にしてか、いつもよりお話しされて、それを聞いている僕はブレーキどころか興味津々で、作れもしないギターのアイデアに思いふける自分に気付いて我に返り。
いつものことに照らして考えると、Saltさんは今度は何の策略か、と思うけど、丸山さんのギターを弾いている時の楽しそうなのを見ると、ただギターが好き、にしか見えないし、ここにいる自分の運命か、だとしたら本当にいつか作れる日が来るのか。
でも、Saltさんの注文に応えるにはちょっと難しそう。SIGN-Saltモデルなんて夢か幻、もしくは奇跡。