怪我と故障はつきものだけど
2009 年 9 月 17 日 by SIGN
またもやWT-300。今回は僕が悪かったのかもしれないが、それにしても。
木工旋盤を使ったことのある人なら誰もが経験するだろうあの、ガツンというやつ。回転している材料にバイトが引っかかり、どきっとするあの衝撃。今回それが何度かあった。
太い材料を回していたので回転数を落としていたこと、バイトの研ぎが甘かったことも関係しているのかもしれなかった。なにより、DIYマシンではナラ材なんて削るようにできてないのかも。
そしてその何度目かにバーンという音がして、ツールガイドの受けが割れてしまった。バイトを握っていた手もしびれていて、見ると親指の爪も割れていた。
爪は放っておくと痛そうだったので瞬間接着剤で応急処置をしたが、金属の方はそうはいかない。壊れて初めてそんなところをよく見てみれば、確かに構造上弱そうだし、鋳物の精度が悪く接触面もがたがた。それをハンドル付きのボルトで締め込んで固定するようになっている。これじゃあ無理もないか。
機械の振動がここで跳ねてバイトが安定しないのがずっと気になってはいたけど。
とにかくここでやめるわけにはいかなかったので、不安定な状態でできるだけツールガイドに力が加わらないように気をつけながら作業をした。
いろいろあるよなあ。またナカトミサービスセンターにお世話になるか。