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それに向かって模索しよう

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それに向かって模索しよう

2010 年 7 月 27 日 by SIGN

写真館ベンチのデザインは、最終的には第一案で行くことになった。
その判断の結果が、SIGNのオーダーメイドに対する参考意見と取るべきかは、今回のケースだけでは言い切れない。
しかし、僕が彼の想いに呼応して、最初にそうしたいと考えたことが、結果として選ばれたのだ。

その写真館は家族でやっておられる。
このベンチひとつの形を決めるのに、会議を開いて話し合ったそうだ。
色んな意見が出て、二つの案の支持も半々に分かれたらしい。そうやって決められたということも、僕は覚えておかなくてはならないと思う。
目の前に無いものについて考え、選ぶという作業も、あるいはオーダーメイド家具の価値なのかもしれない。
そういう機会を家族に持ってもらえるということも。

提案している僕ですら、その家具に出逢うのは完成した瞬間なんだから、作りはじめるまでのこの時間は、作ることより難しく、貴重であると感じなければならないと思う。

Posted in 製作日誌

2 Responses to “それに向かって模索しよう”

  1. on 28 7月 2010 at 5:22 AM1電気屋です

    やるなー(双方とも)
    おめでとうございます。
    この話を聞いていて浮かんだのが
    神様がこの世界を作るとき、ほとんどのモノは
    「こうあれ」と直感的に造っているのに
    人を造るときは、会議をひらいて最終的には
    あくまでデザインにこだわって我々の中から
    「かれ」という1つの形に仕上げていくわけです。
    その様に形づくられた人は神に似て形にこだわる生き物になる
    納品して評価を頂くまでは気が抜けないけれども
    「これにしてとっても良かったです」と
    言葉とともにその写真館に置かれ人を受け止める
    ベンチになる。
    そこにつくるものの喜びがあると思います。
    楽しみにしております。
    いやーすげー

  2. on 28 7月 2010 at 6:51 PM2SIGN

    人を造る時に会議を開いたんですか? なんと。
    お会いできたら続きを聞かせてください。

    考えている変換のポイントは、「お客さんに応じて変わるSIGN」から「その人に僕の想いを届けるSIGN」へ。実はそのほうが色んなたくさんの人に伝わる気がします。
    とにかく、こっちに決まったので、僕にとっては構想中のSIGNオリジナル家具へのステップにもなりました。
    最近こなす仕事がすべてそちらに向いているようで。次の仕事でまた近付けるのかもしれません。

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