ステンドグラスはアンの心、窓
2011 年 1 月 21 日 by SIGN
やっとステンドグラスが入った。作家さんには昨年内に仕上げてもらったのに、年末年始をはさんで少し時間がかかってしまった。
これはアンの心の風景、グリーンゲイブルズの窓から見えるプリンスエドワード島の田園風景を抽象的に描いてもらった。
ステンドグラスを入れたいという依頼者の要望から、東京のステンドグラス作家さんにオーダーメイドしてもらうことになり、そのデザインについての話し合いの中で思い付いたのが「赤毛のアン」だった。
そういう経緯がなければ、「アン」は出てこなかったし、僕もきっと気付かなかっただろう。
ステンドグラスのデザインが決まってから、本体のデザインも再考に入り、図面ができたのは年が明けてからだった。
今回のデザインはすらっと伸びた直線、また重なり合う直線が見どころで、ステンドグラスも直線だけで表現してもらった。
光と色が加わると、家具も華やかに見える。
興味深い作品ですね。残念ながら、私は「赤毛のアン」を読んでいないので、アンのイメージは伝わりませんが、何となく懐かしい雰囲気を醸しつつ、そこに新鮮な光が差している感じです。
僕も原作は読んでないんですよ。子どもの頃にテレビアニメだけ。
でもこれを機会に読んでみたいなと思いました。
ステンドグラス作家の方も、懐かしい感じ、とおっしゃってました。
原作のラストは、大人になったアンが窓際で手紙を書きながら昔を懐かしむシーンだったような。