修理で預けていた自転車が生まれ変わって昨日戻ってきた。
今日は暖かくて、仕事の合間を見て近所をポタリングしてきた。
この地区に出来る新しいゴミ処理施設の前まで。この近くにお気に入りの樹間ドームがある。
この自転車は貰い物で、それまで乗っていたマウンテンバイクが盗難に遭い、それを知った当時の教え子から譲り受けたものだった。
少しの間通勤などで愛用していたが、仕事が変わったり引越して環境が変わったりして、いつからか乗らなくなっていた。
乗り物はやはり乗らなければ次第に調子が悪くなるもので、いつか直そうと思っていたところ、そのタイミングがやってきたのだった。
3年前、僕の家具の兄弟子にあたる人が、家業の自転車屋を継ぐために木工界から去ることになった。
その時は少し寂しかったけど、家業を継ぐということ、自転車に対する気持ちなどを語る兄弟子の表情は明るく、ああそれで良かったんだなと僕も素直に応援したかった。
そして話の流れで放置してあったこの自転車をいつか直して欲しいと頼んでいたのだ。
兄弟子も勉強のために是非と引き受けてくれた。
それから2年近くかかって自転車は、旧式ながらオーダーフレームのバリバリロードレーサーから、軽快な街乗りスポーツへと変化して帰ってきたのだ。
以前と変わらない兄弟子の愛車ポーターキャブに乗せられて。
ひと通り修理の説明をしてくれた後あの頃の話になり、辞める前後の話もしてくれた。
仕事を始めてちょうど今の僕と同じ頃、同じように悩んでいたと、重なる事が多いと。
しかし自分にはそこで転機が訪れたのだと。
「お前がんばれ」という言葉に、どんな意味を見出そう。
今日は金曜日の小学校での木工教室のための材料を準備した。
52人分という量が予想できない。しかし多すぎても子どもたちが迷いそうだし。
それでも明日もう少し足そうと思う。
小学校、しかも5年に…これは、おもしろそうですね。
土曜日に、その話も聴かせてください。
え、5年生って難しいんですか?
これはハメられたかも。いつものやつですよ、Saltさんまた。
チャリ、かっこええやん。
ありがとうございます。かっこよく仕上げてもらいました。
久しぶりの自転車も新鮮でいいです。