今日は木工を教えに行っている大学の補習授業をSIGNで行った。
課題は今年度から自分でデザインしたスツールを作らせることにしたのだが、予想以上に時間がかかる学生がいて、20人のクラスの半分の10人に補習を受けさせることになってしまった。
この結果はやっぱりペース配分のミスだと思う。だけどこうして補習を受けに学校を離れて朝から夕方まで参加しようという気になってくれたのは、僕としてはちょっと嬉しい。
やっつけ仕事や未完成で提出しようというよりやる気が感じられる。
それにしても普段独りで作業をしていても手狭に感じるSIGNの工場で、写真茶話会でも広さの関係で定員7名としているのに、10人が同時にスツールを作るってのはもうアクロバットだった。
大学の担当の先生が手伝いに来てくださったのでなんとか任せるところは任せて、また少しずつ進み具合がずれていたのでそれを利用して道具を回したり。あ、そうだ、待ち時間にモコが学生の相手をしてくれたり。
学校での授業時間よりずっと長かったのにあっという間に終わってしまった。
できあがったものを並べると、共通する縛りとしての材料の制限はあれど、どれとして同じものがなく、この授業を計画した時に想像していた景色がそこにあった。
でもまだ終わりじゃない。
残す授業はあと一回。みんなで仕上げ塗装をして合評をするつもり。この合評も計画の中で描いていた最終目標なのだ。
過去2年、今までこの授業では最終日までいっぱいいっぱい製作にかかってしまい、合評がなかった。と言ってもみんなで同じものを作っていたのでする必要もなかったのだが。
今回はそれがあってこそ、これが授業であって木工教室ではなく、僕がかかわる意味が彼等に伝わるのだと思う。
合評、って素晴らしいです。
さすが、SIGNだな~と思います。
私は合評が嫌で仕方なかったなぁ(ーー;)
自分をさらけ出すのが嫌だったっていうか…
お二人、コメントに気が付かなくてすみません。新しい(見た目はそのまま)サイトで設定が不完全で。
この授業は合評が必要な授業ではありませんが、なんかしないと収まらないというか終わりがないような気がして。
もう授業オタクですね。学校からは木工の先生として雇われているのでやり過ぎないようにしないといけません。
なんとスツールを題材にして20人を一人3分でスピーディーに自分をさらけ出させる合評ってできると思います?
3分でも30分でも、時間は問題じゃないんでしょ!
則さんが一番そう思ってるんじゃないの?(^-^)
今の自分なら、どんな合評するかなぁ⁇
今ならちゃんと、伝えようとするかもなぁ(笑)
時間は問題だよ。
短ければ短いほど相手に委ねる部分が増える。
伝えようとしてもらわなきゃこっちが大変。疲れるよ。
まあやってみる。