こういう形に見えない結果が見えない仕事をしていると、いろいろ雑用が舞い込んで、結果何も生み出さないのだけどばたばたと忙しく時間が過ぎる。
以前納品した家具のメンテナンス、小物の加工修理引き取り、そして市民体育祭におけるこの地区の役員をしている僕は綱引き参加者の試合用シューズの買い出しで走り回り、しかしなぜか偶然どれも同じ方角に向かわされるのは何か意味があるように思える。
SIGNの最初の工場があった田原本町というところ。
一度に済めばいいものを、ここ数日何度もそこへ行く用事ができたのだ。
それにしても全部無償の仕事だから寄り道でもしなけりゃやってられないと、昔気になってはいたが移転して行けずじまいだったバイク屋へ立ち寄ることにした。
夜はダーツバーになるというお店は中に入るとほとんどバイク屋ではなく、ショットバーカウンターがありその向こうには酒の瓶が並んでいる。そこにバイクが押し込むように並んでいるから無理矢理「バイク屋です」って言ってるようなもんで、サーファーの店長が短パンサンダルアロハでいらっしゃいなんて言うと「ここは海の家かよ」と思ってしまう。この人ぜんぜん油臭くない。
置いてあるバイクも売れるかどうかではなく、その店長が好きかどうかでチョイスされたもので「自分が欲しいから仕入れた」というものばかり。だけど「うちは仕入れたら早いよ」なぜかすぐ売れてしまうらしい。
なんか夢のような商売だな。
と思って見ていたら、ありました。見てしまいました。いや、これを見にきたんでしょう。それを外に出してもらいエンジンもかけてもらい、またがってみました。ヤバいパターン。
出会わされたとしても、しかしこれかあ。思ってたのと違うけど、さて。
とにかく帰って角材の続きをした。
なんですか、そのヤバいバイクって?
どうせハーレーかBMWでしょ。まさかドゥカ?
あっ、わかった。LX○○○○ールや。
んだんだ。
なるほど 跨ってみたんだ
そんなバイク屋さん きらいじゃないですね。
たしかにこんなバイク屋なら大儲けしなくても楽しめそうです。
近々また行ってみます。