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SIGNカホンの音をもとめて

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走行200kmでカホン4台を売る »

SIGNカホンの音をもとめて

2009 年 6 月 25 日 by SIGN

来月予定している特価セールを待たずして、ある女性からカホンの問い合わせがあった。
あの雅魚くんの演奏をあるコンサートで聞いてその音に感動し、楽屋まで訪ねて行ってうちのカホンのことを聞いたらしい。
カホンという楽器のこともその時知ったらしく、すぐに楽器店に行き、いくつか触ったものの、雅魚くんのカホンに勝るものがなかったという。
そして雅魚くんのお母さんから僕に電話があり、カホンのことで僕と連絡を取りたがっている人がいるという知らせがあった。

その方は全盲のボサノバシンガーで、弾き語りで演奏活動をされるかたわら、主に障害者の方が参加する音楽サークルを主宰されていて、昔、谷村新司らとアリス結成前にいっしょに音楽活動をされていた方らしい。
その彼女が、電話口でSIGNカホンとの感動的な出会いの話を語ってくれた。

目が見えず、ある曲の演奏中、何が鳴っているのかわからず、隣にいたヘルパーの人に尋ねたが、演奏が気持ち良くて居眠りしていた。そういう人が会場にたくさんいたという。その音の正体を知りたくて、演奏終了後楽屋に訪ねていくと、雅魚くんが手を引いて自分のカホンに触らせてくれた。
一緒に演奏していたもう一人の人のカホンも触ったが、自分がその時聞いたのはまさに雅魚くんのカホンだということを知り、その音を求めていくつも楽器店をまわり、ずっと探していたのだが見つからなかった。そうこうしているうちに思い当たったのが、その音に感動した理由とは、赤ん坊が母親の胎内で聞く鼓動の音に似ている、なぜかリアルにその時の記憶が蘇ってくるようだったという。
そしてその音楽サークルに参加している、脳性麻痺で片手でしか演奏できないが、天才的なリズム感を持つ人にも叩かせてやりたい。その相談にも乗って欲しい。

とにかくSIGNカホンが欲しい、ということで、土曜日に在庫から数台持って大阪へ。

Posted in 製作日誌

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