こどもたちがやってくる
2013 年 11 月 11 日 by SIGN
明日、保育所で木工教室をした子どもたちがSIGNにやってくる。
ハイキングもかねた施設見学ということで保育所の先生から相談を受けた。
こちらは全然かまわないのだけれど、保育所からSIGNまでずっと坂道だし往復で3km以上ある。
帰りに途中の公園でお弁当を食べて、と言っておられたが、明日は寒いというし大丈夫かな。雨降らないかな。などなど、子どもたちが心配で。
しかし頑張って歩いてきてくれるのだから、たとえ見学でも楽しんでもらおうと準備をした。
先日ヨシダの写真を見るために掃除はしてあったので、とりあえず工場(こうば)はきれい。
作業台にはサンプルを並べておいた。
SIGNから見える雑木の山を見上げて木の話をし、それがこれらの家具になるまでを機械や道具を見てもらいながら簡単にごくごく簡単に説明しようと思う。幼児相手の講義は以前すべりまくった経験があるので注意せねば。
それと、幼児とはいえ40人以上もいっぺんにうちの工場には入れないので、どうしても待ち時間ができる。そこでベリーショート木工体験としてこんな木のタグを用意してみた。
材はメイプルとウォールナット。メイプルにはちゃんとトラ杢が出ている。
これをサンドペーパーでごしごし磨くだけ。持ったままできるので作業台いらず。
磨けば手触りが変わることや、角を削って丸くする子もいるかなあ。とにかくやりたいだけやってもらって完成。穴を空けてその穴も面取りしておいたので、そこにひもを通してもらえばタグとして鞄にぶら下げられる。
名前を書いてもいいし。
みんなの鞄にこいつがぶら下がってるのを想像しながら、おじさんもがんばってみた。
このタグ教材…と言ってしまっていいのかわかりませんが、買いたいので、相談に乗ってください。
それから、これくらいのベリーショート木工を教えてもらえたら、さらにさらに嬉しいです。
買いたいと言われたのは初めてなのでいくらにしたらいいか分かりませんが、考えておきます。実費にするとびっくりする値段になってしまいますので。
いつも思いつきなのでネタとしてはあまりないんですが、例の自由な造形は木片が小さくて大きさが揃ってるのが子どもたちは熱中するみたいです。