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SIGNのポリシー、オーダーメイド家具の魅力

あなたと、あなたをとりまく環境を
肖像画を描くように、一つの家具で 描き出す作業
それが、僕が考える オーダーメイド家具の製作です

作品一覧/ダイニングのカテゴリーに、
「高さの変わるガラステーブルとベンチ」をアップしました。

西光祐輔がSIGNに来た

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こないだ大阪でやっていた写真展をのぞきにいった時、あまり時間がなかったのに世間話程度しかできず、お互いなんとなく不足感を感じていた。
作品の感想などはメールしたが、どうもうまく伝わっていない様子で、写真展終わってからこちらに会いにくるということだった。

東京在住の彼は、大阪の友人に車を借りて奈良までやってきた。
今さら僕も写真家に意見をするような立場ではないが、その世界に一時身を置いた人間として、次の世代にかける期待は大きいし、もっと新しいものが生まれてきて、現状を破壊し、写真がより高くそして広くアートとして認知されることを願っている。
確かに、西光や梅はその線上にいると思っている。
彼等を応援することは、木工家としての自分との間に矛盾を生まないか。その答は彼等とアーティストとして対当であることにあるような気がする。彼等が写真で世に何かを叫び続けるのであれば、僕もまた家具で。そうでなければならない。

薪ストーブの前で、たった一杯のコーヒーと、一箱ずつのたばこで、6時間。
きっとそこらのギャラリートークショーでは聞けないような話をして、西光は帰っていった。

作品一覧/リビングのカテゴリーに、
「タモ集成材のテレビボード」をアップしました。

今日は朝から天気が心配だったが、なんとか持ちこたえてほっとした。
昨日同様、今日もすごい人だった。全体的に売り上げも好調だったと思う。
SIGNの出品作品も、今回のために作ったものはほぼ完売。値引きはしたけれど、買っていくお客さんがみな嬉しそうに帰っていく姿を見ると、作って良かったと思える。こういう満足感も時にはありだろう。安売りのお人好しは親方譲りということでしかたない。
こういう売り方においては、作り方においてまた違った姿勢が必要だと感じた。見てその場で気に入るかで買っていく人のために、どういう心配りができるか。
商売する気ではいてもセコくなってはいけない。大きくかまえて、細かな配慮。兄弟子からよく言われた言葉に似ている。

とにかく、スタッフのみなさんお疲れさん。それぞれが大活躍だった。

初日としてはここ数年で最高の動員数だったのではないだろうか。
徐々に知名度が上がってきたのか、最近のロハス系イベントブームでお客さんがイベント慣れしてきたのか、今回はほんとに大盛況と言っていいのでは。
毎年、何コレ的な目で見られてきたカホンも、興味を示す方が多く、まずまず。
そして、KAKISHI-Vも売れてしまった。
Vカホンはすべて20%以上引きで値札を出していたのだが、KAKISHI-Vだけはちょっと手もとに置いておきたかったので、明日には値段を戻すつもりでいた。しかし、知り合いの設計士で最近音楽にハマり出したという人が欲しいと言うので、まあ彼の作る建築を知る限りその作る手間ひまを理解してくれそうだったし、ばりばり使ってくれそうだったので売ってしまった。
次にKAKISHI-Vを作るのはいつになるだろうか。

さて、明日は最終日。オークションもあるし、今日来た人が明日も来るとか言ってたし、すごいことになりそう。
会場は知る人ぞ知る現代彫刻家のムラバヤシケンジ氏によるディスプレイが、めちゃくちゃハッピーな空間に演出してくれているが、それが見えないくらいになるような気がする。
そうするとやっぱりちゃんと木工作品を作っておくべきだったかなと、思ったりもする。


明日は会場設営その他準備で制作は無理と見込んで、今日は最後の制作日。一日で何ができるのか。
いろいろ案はあったのだが、子ども用の椅子を作ろうとは思っていた。
丸椅子、スツール、ミニライダー。スツール辺りはみんな作ってくるだろうから。
ライダーは一日じゃ無理だし。と、朝からスケッチを開始して、午前中にはデザインができてしまった。
奇跡。デザインが決まらなければもうあきらめて、またヘラ作るしかないかと思っていたのに、さくさくと寸法から角度からRまで決まり、側板の型板を作り、昼飯前には木取りまで終わっていた。
こういうこともあるのだ。
使用した材は吉野杉のパネル。ウッドベースという材木屋さんのオリジナル商品で、子ども用ベンチなどを作ったことがあったが、これで何か定番ものができないかと考えていた。
思い浮かばない時はさっぱりだめなのに、こんなに切羽詰まった状態であっさり決まることもある。
ロッキングチェアというのがいいじゃないか。うん。
テレビは離れて見なさーい、と言い疲れたお母さんが買わないかな。
早くできたこともあったし、こいつはプロップスで特価販売しようかな。それともだれかにプレゼントするか。

出展用Vカホン完成


プロップス用のSIGNカホン-Vができた。
手前からキャンセル待ちのオークdeep、メイプル、と久々の復活Kakishi-V。

  • オークdeepはペルーのトラディショナルプレーヤーのカホンのサイズを再現したもので、南米系の音楽やジャズで活躍するパーカッショニストの方からオーダーメイドの注文を受けて作ったもの。高さも奥行きも通常より大きく、側面を使う方にはちょうどいい深さだとか。トップはスプルースのミディアム。
  • メイプルは新型V。トップはブナのミディアムを張った。新型Vのバランスはメイプルにも効果的だ。メイプル独特の音の立ち上がりが気持ちいい。
  • Kakishi-Vも新型Vになってからは初めての復活。トップはスプルースのソフト。まさにソフトタッチでもシャンとなる響き線はブラシいらず、オークボディーの図太い低音、ピアニッシモから鳴る大人のカホン。柿渋の色合いは使い込むほどに擦れていい感じになるだろう。

これにバーチVを加えた4台、さてどれが売れるだろうか。
そして、残りの制作時間は1日。どうする。

やっと取りかかることになったVだけど、もう残された時間で作れるのは2、3台くらいと思い、慎重に2台という安全策をとった。
新型のVで、材質はオークとメイプルを選んだ。
サンプルでストックしているバーチVと、もしかしたら当日までにキャンセルになるかもしれないオークV-deepを出品するなら、今回Vシリーズは4台の出品となる。十分か…
現在製作中のオークは、あのKakishi-V仕様にしようと考えている。その手間を考慮して2台に絞ったのだ。
チャリティーオークションにはどれを出そうか迷うところだが、結局その時に売れ残ってるやつということになるよな。
でもKakishi-Vは手もとに残しておきたいなあ。前回も売る気なかったのに売っちゃって後悔したもんなあ。
特価販売すると言ってしまった以上、安くしなければならないし、出品するけど売りたくないというのは自分が作ったものへの愛情?いやいや、作ったものは売らなきゃだめなんだ、それが商売だ、だからだめなんだ。

今日、木彫ウェルカムボードを友人が取りに来た。
すごく喜んでくれたので、まあこれで報われた感じ。
4つ葉のクローバーを使ったゲームの説明までしてくれて、その後玄関に飾るとか言ってくれて、ちょっと幸せもわけてもらった感じ。よかったよかった。

ウェルカムボード?


友人からの依頼で作っていたウェルカムボードができた。
見ての通り木彫作品で、なんと3日もかかってしまった。イベント前のこの時期に3日も。はあ。
材質は本体がケヤキで、4つ葉のクローバーはメイプル。
4つ葉は取り外し可能で、披露宴で会場内に隠し、出席者に見つけてもらうゲームをするんだそうだ。
新婦が描いたスケッチをもとに制作したが最初、杉でどうですか、なんて言うもんだから、
ほとんど木に関する知識のないやつで、木の名前も種類もろくに知らないもんだから、
ずっと残して飾っておくものだというので、もっといい木で作ってやるよ、なんて請け合ってまた調子に乗ってケヤキを選んだもんだから、硬い硬い。一文字彫るのに一時間以上かかってしまった。さらに全体的にノミあとを残した仕上げをして腕ぱんぱん。で、終わったと思ったら、4つ葉のメイプル5個、これも半端なく硬い。
どうだ、これより念のこもったお祝いするやつはいないだろう。

時間がないと言いつつ、土曜にはかつての教え子の写真展へ。
ちょっと目を付けてた男で、どうしても行きたかった。
彼の目には他にないものを感じるのだ。
きっと出てくる。そう思うので、時間が都合つく方はぜひ行って見てほしい。11/1の夜が面白いらしい。
西光祐輔という名前をお忘れなく。

人さし指の先っちょ

彫刻刀で細かいものを彫る時に、人さし指って重要だったんだと今日気付いた。

にわか木彫家

友人に依頼された結婚式のウェルカムボードを作っている。
二人からの希望があって、一枚板を彫刻して作ってほしいということで、久々に彫刻刀を研いだ。
僕の作る家具にもカービングを用いることはあるが、これって100%木彫じゃないか。
木工にたずさわってると、いろんな周りからの認識と自分の目指すものとの間に差が生じるものだな。
いや、写真をやってる時もそうだったかもしれない。何においてもそういうことはありうることだ。

ふと思った。こういう誤差をなくす方法は、業績にあるのではないか。
どんな仕事でも自分が広く認知されるほどの業績をあげれば、誤差は生じない。これはつまり、有名になりたくてやってるんじゃない、とか、メジャーデビューだけが目標じゃない、とか言ってないで本当にいいものを作りたいならそういうステージも必要だ、とも言えるのではないか。
ただの野心ではない、そういう関わりの中で作れるものもあるはずだと思う。

と、いろいろ考えながら、こりこりと、イベント間近で時間を気にしつつ、友人の幸せに念を込めて、木を彫っていた。

ミニカホン8台完成


プロップスフェスティバル出展用のミニカホンが完成した。
今回は打面の着色と材質でバリエーションを考えてみた。その内容はシリアルナンバー表を参照いただくとして、見ればミニばっかり。木工教室でもミニは作ってるので、実際の数はこれより多い。
こういうのってヒット商品と言っていいのかな。
しかし性能からするとVがもっと注目を浴びてもいいと思うのだが。なかなか思うようにいかないな。
続いてVの制作に、と言いたいところなのだが、友人から結婚式のウェルカムボードを依頼され、なんだかやけに焦ってるみたいで急かしやがるので、先にやってやるよ、しゃーないなー。
こっちの作品間に合わなかったら恨んでやる。

数もの

朝から材木置き場を少しいじり、その後はミニカホンの続き。
材料を確認してプロップスに出展する作品をどうするか考えながらミニカホンを作る。
ミニカホンはもう数えきれないくらい作ったので、ほとんど作業は自動的に体が動く。

9月に兄弟子の吉田さんと、ある木工所の手伝いで杉の箱を2週間で3600個作ったときのことを思い出した。僕らの仕事では考えられない量だが、一般的に木工屋さんとはこういった「数もの」という仕事をしているところが多いらしいのだ。
それを経験できてよかったのだが、自分からこういう仕事をとってくることは多分ないだろうと思う。
しかしその木工所の主人いわく、僕らがやっている仕事のほうが考えられないという。
どう考えても採算が合うような仕事はなく、需要も少ない。それでもやりたいという人が増え続けていることが不思議でしょうがないらしい。
確かにそのとおりで、僕だって決して楽ではないし、イメージするよりかっこいい仕事でもない。でも僕がこの仕事を一生続けるのだとすれば、その意味を考えるならば、やり方は選ばなければならないと思っている。

自分の仕事であるミニカホン8台を作りながら、一点もののオーダーメイド家具で名を馳せる夢を描くのだ。

これはあくまで趣味

と自分に言い聞かせつつ、ちょっと浮気をしてしまった。
僕が木工をはじめる前に、写真関係の仕事をしていたのは知ってる人も多いことなのだが、経歴として一番長いのはカメラマンではなく、写真学校の教員なのだ。
当時、自他共に認める天職だと思っていたのがいろいろあって辞めた。
それからは木工ひとすじと、写真は遠ざけていたのに、バイトでいいからと画像処理の仕事やカメラ販売のお手伝いと、なかなか縁が切れずにいた。
そこへなんと、数カ月前にとある筋から写真講座の依頼が来て、断ることができず、いや自分でもやってみたいという気持ちが抑えきれず、受けてしまった。
いかんよなあ。こんなときに。でもやってしまった。3回シリーズで2回が終わり、もう一回11月にある。
いかんいかんと思いつつ、やっぱり写真を教えるのって面白い。
これが終わったらきっぱり足を洗うのか、どうにか趣味としてうまく付き合っていく方法を探すのか悩むところ。
しかし趣味でやるなんて、教わる方に失礼かもしれないな。

ミニカホンを製作中

プロップスフェスティバルに出品するミニカホンを8台製作している。
宣言してしまったから、ミニとVはできるだけ並べたいと思っているからだ。
しかし限られた制作時間を、カホンばかりにかけてはいられない。例年、そんなことを言ってはカホンとヘラしか出しておらず、これではZOOファミリーの木工家ですなんて言うのもはばかる。
確かに毎年この時期に仕事がたてこみ、作品を制作する時間がとれない事情もあったが、それは言い訳にしかならない。

訳あって一番弟子の吉田さんが今年いっぱいでこの仕事を引退することになり、今まで一番年上だった人が抜けて、年齢では僕が一門の中では一番上になる。
この業界では年齢より経験やセンスが重要なのはわかっているが、なんとなく感じるプレッシャー。
後輩たちに、カホンを作ってる先輩、と思われるのもどうかと思う。
確かにカホンには自信がある。音質も質感も独自のものに到達していると思う。しかし僕は家具屋で木工家なのだ。
それで認知されない限り、SIGNカホンの意味もない。

いい加減なものは作りたくないという思いは、作品制作を遅らせる。
時間がなくなって、売れるものを作ろうということに決着する。
毎度のことながら。我ながら。

作品一覧/勉強部屋オフィスのカテゴリーに「おかあさんの仕事机/パソコンデスク」をアップしました。

ミニカホンの一日木工教室

昨日はミニカホンを作る一日木工教室だった。

おととい、この村の秋祭りで、朝から村中の清掃、そのあとだんじりの飾り付け、会場設営、で、坂道の多いこの村の狭い道を一日中子どもたちとだんじりを曵き回し、夜8時に解散してから打上げと、体動かしっぱなし飲みっぱなしの一日で、その疲労を引きずったままの木工教室だったので、終わった後もうひとがんばりできず、報告が一日遅れてしまった。

今回の受講者の方は、僕が教えるのも気がひけるくらい、いろんな才能をお持ちの方で、仕事は整体師、かつてクラシックギターにハマり、弾くことはもちろん自分で何本か習いに行って作ったり、また今一番の関心はレザークラフトで、手縫いにこだわっている作家に習いに通っていたり。

そんな人にうちのような木工教室で満足できるだろうかと思ったが、帰り際に「すごく楽しかったです」と言っていただけて一安心した。

作業はさすがいろんなもの作りを経験されているだけあって、早くてきれい。

コーヒーを飲みながらいろいろお話したり、弁当を持って山の公園へ散歩したりしたのだが、いつもの教室より一時間ほど早く終了した。

完成したミニカホンと、

プロップスフェスティバル.4

毎年行われている僕の家具の師匠主催のイベント、プロップスフェスティバルが、今年も開催することが決まりました。
11月2日、3日の二日間です。詳しい内容はメニューの「お知らせ」または師匠の永田さんのホームページをごらんください。

さて、今年のSIGNの出展は、Vとミニのカホン展示販売と木工小物、間に合えば新作チェアも展示します。
カホンはイベント限定の特価販売を考えていますし、恒例のチャリティーオークションにも出品する予定です。
前回はVで1万円台、ミニは3000円とびっくり価格で落札されていましたので、もし大阪まで来れる方はお得かも。もちろん一台ずつですが。

今日はバイトの日

今日は週一回のバイトの日だった。早く家具だけでやっていけたらいいのに。
建築関係に営業したり、小売店に卸したりということを同業者はやっているんだろうが、僕はどうしてもオーダーメイドというスタイルでやっていきたいのでそれをしていない。
それをするくらいならバイトでも、という考え。
とにかくやれるところまでやってみよう。

師匠や兄弟子には個展をしろと言われている。まず自分がどうありたいかを示すこと、それは確かに大事だと思う。
来年個展開催を目標に、少しずつ作品のアイデアをあたためていこう。

そう言えばそろそろ、先月の木工教室で、宝塚の小学校の先生が生徒にミニカホンを作らせたいと、40台分のキットを作りに来られたのだが、昨日か今日あたりがその授業の日ではなかっただろうか。
うまくいったのかな。

最近の仕事にしては超難題だったテーブルとベンチをやっと納めることができた。
注文頂いたのはまだ梅雨空の頃だったから、えらくお待たせしてしまって。
気長に待って下さったからよかったものの、普通なら怒られそう。
それなのに、すごく喜んで下さってさらに追加の注文まで。
美人で気前良くてセンスのいいお客さんっているもんだなあ。
しかし、今までにない形というのに挑戦しようと思うと、デザインがなかなか決まらず。我ながらわざわざ仕事を難しくしてるなあと思う。

詳しくはまた作品ページにて公開します。

その難しさのため、かなり没頭してたので、ここもあまりにも更新してなくてカッカクさんに申し訳ない。
やり方も忘れてしまいそう。
少しずつブログも続けましょう。

木工家具のオーダーメイド::SIGNのホームページをリニューアルしました。

オーダーメイド家具・注文家具 :: SIGN


今までセミオーダーということで作っていたVシリーズが、サイズやバランスを再検討し、図面を引きなおし、より完成度の高いものになりました。
それにともない、これからはVをSIGNカホンのメインとしていくことに決めました。
今後、杉やアガチスやパインの集成材を使用したモデルは製造中止になります。

サイズは300×300×470、フルサイズカホンより若干低くなり安定感が増しました。トップは一番安定しているブナ突板合板で、ソフト、ミディアム、ハードの3種類。 響き線は基本4弦ですが、4弦でも充分鳴るように改良しました。そして構造はできる限りシンプルに。 精度とバランスで鳴るカホンです。
これによって、SIGNカホンの特徴である音域、音量にあわせて、残響、倍音、シャープなスネアサウンドが加わり、Vはパワーアップしました。

さらに、価格も今まで¥42,000(税込)だったのを¥38,000(税込)に値下げ変更します。

試奏してみたい方、お問い合わせください。お越しいただけるなら、SIGNは奈良の田舎の新名所(?)、ええとこですよ。

SIGN カホン-V

雅魚くんのカホン

前にここでお話した雅魚くんのお母さんから、嬉しい報告が届きました。
僕がずっとライブなどで使用していたカホンを、雅魚くんがとても気に入って使ってくれているとのこと。
以下、その届いたお便りを紹介させていただきます。

雅魚はあの日、相棒を得てから、目まぐるしい勢いで、スタジオ練習、コンサ
ートの日々です。教えてる先生が素敵な方で、あちこちの福祉施設からお声が
かかるのです。

昨日は久々に、スタジオをのぞいてきましたら、即興ジャムのようなものに、
雅魚が途中からカホンで加わりだすじゃないですか。叩く顔つきもミュージシ
ャンぽくなってきましたし(笑)。昨日は横向きにして叩いていましたね。す
っかり、雅魚の相棒です。

また「動く雅魚ちん」のぞいてみてください。

ほんとうによかった。僕のカホンをおゆずりしてよかった。
雅魚くんに選んでもらってよかった。

また、こんな使い方もしているそうです。
障害者入所施設でのライブ「カホン体験してみようコーナー」にて。

『みんなまひが強かったり、耳が聞こえなかったりで、力強く叩くことはできな
いのですが(指先でコンコンという感じ)、ピアノ線が入っていて音が体に響
くから、きっと何か感じとっていたと思いますよ。この方、めったに笑った顔
を見せない方なんですって。職員さんも喜んでました。』

この方はお知り合いではないそうで、その様子が写った写真を送っていただきましたが、ここでの公開は控えようと思います。
でも、その写真はすごくいい笑顔でしたよ。

ああもう、何十台でもばらまきたい気分です。

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